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2018年10月29日 ・・・ 睡眠サイクル

今書いている『生命の法則』は、
ようやく一通りの形になりました。
量的にはA4で二十数ページのレポートですが、
その中には、すべてのものに通じる生命を知ってからの
二十数年間の思いがつまっています。

まだ修正したいところがいくつかあり、
ネットで公開するのはもうしばらく先になりそうです。


その中で、『ガイアの法則』というのを取り上げています。
これは知る人ぞ知るすごいもので、
文明法則史学と同様、歴史の生命観を説いていて、
それが実に自然の理に適った精緻なもので、
確証はないものの、たぶん真理だと感じられるものです。

その内容は、この二冊の本に述べられています。






そこで書かれている法則のひとつに、
『宇宙は16ビートのリズムを刻んでいる』
というのがあります。

地球は、回転する駒の軸がゆっくりと頭を振ってぶれるような、
地軸の傾きがゆっくりと変移する歳差運動というのを行っています。
そしてその周期である歳差周期は25776年です。

その歳差周期の1/16が1611年で、
これが文明サイクルであるとしています。

これは文明法則史学で説く1600年周期説と極めて近似した数字であり、
このリズムが正しいことは、歴史年表からよく分かります。

地球の公転周期は1年です。
この1/16は23日で、
これは身体を司るバイオリズムの値です。

そして地球の自転周期は一日24時間、
その1/16は90分、
これは睡眠のサイクルとされている時間です。


このように、地球の各運動リズムが、
人間の興す文明や身体リズムと16ビートでシンクロするというのは、、
偶然とは考えられない驚愕すへきことです。

このことを知ってから、
これまでほとんど意識したことのない、
睡眠サイクルを考えてみようと思い立ちました。

けれど睡眠サイクルは、
起床時のどの時間から入っていくのが理想なのか分かりません。
睡眠サイクルは就寝時だけではなく、
覚醒時にもそのリズムを刻んでいるとのことですが、
満腹になった直後に眠気を感じても、
残念ながら、日中そのリズムを感じることはありません。

できるのは、「何時頃に眠るのがいいのか」
それを理想に近づけることだけです。


本の中には、
『睡眠の疲労快復度が時間によって異なるのということは、・・・
 最も高い疲労回復度をもたらすのは時間帯が
 夜の10時から2時の間である・・・』
というように書かれていてます。

これは一般的によく言われる「夜更かしは体の毒」という常識と一致します。

またつい最近読んだ別の本には、
重病人が息を引き取る時間帯は、午前3時から6時が圧倒的に多く、
その理由として、
古い細胞と新しい細胞が活発に入れ換わるのが午後10時から3時頃までで、
その間は体を休めていることが望ましく、
その直後の時間帯が細胞の活力が最も弱くなっていて、
死亡率が高まるのだとのことでした。


こういった情報を続けて目にしたからには、
これまでのようにしょっちゅう明け方まで起きているという
深夜族生活から脱却しなければなりません。

なかなか一気に10時就寝とまではいきませんが、
極力早く、せめて12時までには布団に入れるよう、
ここ最近は心がけています。

そのお陰か体がとても快調です。
これは早寝を心がけているため、
深夜にゆっくりとお酒が飲めず、
家で飲む量も頻度もかなり減ったということが影響しているようです。

夜中に目が覚めたり、トイレに行く頻度も下がりました。
その分熟睡できているということでしょう。

これまであまりにも生活が不規則だったので、
これを機に永続的に生活リズムを整えようと考えています。


本当は、日暮れとともに体を休め、
夜明けとともに、朝日を拝みながら目覚めるのが理想でしょう。

インドのお寺で、朝四時頃から南無妙法蓮華経を約二時間唱え、
その後、お堂の入り口で朝日に向かって礼拝する時の感動、
あんなに深く『生きている喜び』を感じることはめったにありません。



その感動を何度も味わっているのに・・・、
それができないのが人間の弱さです。

人間はどんなに頑張っても自然の一造物であることに変わりありません。
そしてその自然のリズムに則った生き方ていくことが、
幸せを感じながら生きる一番の近道でしょう。

そんな当たり前のことを、
当たり前の暮らしに一歩近づいたことによって、
あらためて感じさせられました。

2018.10.29 Monday  
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