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2018年9月19日 ・・・ 記憶力

最近『15分集中学習』をするようになってから、
学ぶということが以前よりも効率よく行えるようになり、
それに伴い意欲も向上してきました。

学びたいテーマは山ほどあり、
読んでみたい本も数え切れないほどありますが、
意外と簡単なところに集中する秘訣があったと知った今は、
その学ぶための最前提である、
いかに集中力を高めるか、時間を効率的に使うか、
そして学んだことを記憶する力を高めるか、
これらのことを早急なテーマとして追求していきたいと考えています。

言葉にすれば格好いいですが、
要はこれまで怠け者でさぼっていてばかりだったので、
本来学生時代にでもしっかりと身に付けておくべき事柄を、
今になってようやくやろうという気になったということです。
まあ、学ぼうとするのに年齢は関係ありませんから ・・・ 。


最近はお陰様で習慣として、
英語を日々コンスタントに学べるようになりました。
インドで何かをしようとしたならば、
日常不自由しない英語力は必須です。

その英語学習で課題となってくるのが記憶力、
学んだものをいかに頭の中に定着させるかというこで、
ここで自分が記憶するために心がけていることを書いてみます。


1.復習のタイミング

記憶を定着させるには、何度も繰り返し覚えることが必要です。
そのタイミングは、エビングハウスの忘却曲線が示すように、
覚えた当初はあまり間を空けずに復習し、
その後少しずつ復習するまでの間隔を空け、
繰り返していくというのが理想です。
  <忘却曲線 - Wikipedia>

今一日最低15分は「毎日の英単語」というテキストを学んでいて、
ひとつりページの語句を何度も繰り返し頭に入れながら進み、
次の日学習する時は、簡単でも前日学んだものを見返すようにしています。

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またそれ以外にも、夜寝る前にもサラッと読み返したり、
少しずつ先に進んでいくのとは別に、
再復習ということで、最初からの学び直しも平行して行っています。
今はちょうどテキスト半ばまで進み、そこにしおりを挟み、
それとは別に再復習している箇所にはポストイットを貼り付けています。
つまり二段ペースで学習しているのです。


2.モチベーション

何の為に学ぶのか、いつまでにどんな状態に、
その目標がモチベーション、学習意欲を高め、
記憶する力を高めるものと感じます。

英語学習で言えば、今年はインドに行くことができませんでしたが、
来年は必ずインドに行き、そこで英語力を高めるために、
できれば現地の英語学校に通ってみたいと考えています。

学校に行くと毎日強制的に英語漬けとなり、
英語しか使えない環境に身を置くと、
自然と脳が英語に馴染んできます。
それはこれまでの渡印経験で強く感じていることです。

とは言え、自学自習をモットーとする自分にとって、
例えインドでも学校に行くというのは抵抗があります。
また行くのであれば、それまでの段階で
ある程度の英語力は身に付けておきたいということ、
そしてできるなら、これで十分、もう学校へ行く必要はないというところまで
英語力を高められるのが理想です。
これが今の自分の英語に対する最大のモチベーションです。

一般の英語学習者は、
英検とかTOEICなど試験を目標とするのがポピュラーです。


3.ポイントを知る

本を読む時は、英語のテキストに限らず、
大切な箇所をチェックするラインマーカーは欠かせません。
どこが大切か、その箇所を選ぼうとする作業自体が学びであり、
チェックすることによって効率よく復習でき、
記憶することができます。

今読んでいる「資本主義の終焉と歴史の危機」という本は、
本文にラインマーカーでチェックするだけではなく、
要点をレポート用紙に分かりやすくまとめています。



大切の本、しっかりと身に付けたい知識は、
こうして自分のものにしていくよう心がけています。
これは特に論理記憶に適しています。

情報化時代だからこそ、たくさんの知識に流されることなく、
数少ないいいものを確実に身に付けたいと考えています。

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4.自らの特質を知る

人によって記憶しやすいもののパターンは異なります。
自分は理系で理屈っぽいため丸暗記は苦手で、
その元となる理論や法則を知らなければ頭がついていかないタイプです。

英語も単語だけを覚えるのはダメで、
必ず例文やキチンとした文章の中に出てくるものでなければ
なかなか頭に入りません。

また記憶するにはなぜか昔ながらの単語カードが相性がよく、
「ドラゴン・イングリッシュ 基本例文100」という、
大学受験用で少し難し目の100個の例文を大きめの単語カードに書き、
少し期間がかかりましたが、すべてスラスラ言えるまで暗記しました。



自分にはどんな方法が適しているのか、
まずはそれを見定めることが大切です。

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5.脳力開発

大昔興味があった脳力開発ということを、
今再び興味を持ち始めています。

脳をフルに働かせるには、
食事や睡眠といった基本的な生活習慣を正すことが大切です。
それ以外にも、学習前に脳をウオーミングアップさせる方法として、
高速変換された音声、主に三倍速のものを数分間聴くことにしていて、
これがなかなかいい感じです。

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この高速音声はクリアーで聞きやすく、
内容もモチベーションアップに適したものです。
これは『脳の柔軟体操』、『脳のすす払い』といった効果があります。

また最近はYouTubeもすべての動画で再生速度を変えることができるので、
興味ある講演動画などを1.5倍速ぐらいで聴き、
さらには目では他のサイトのテキストを読むといったことを、
脳のトレーニングだと意識しながら行っています。


6.腸能力開発

『腸は第二の脳』と言われています。
けれど本当はその逆で、『脳は第二の腸』というのが正解です。
それぐらい腸の働きは大切で、
腸の状態によって感情が左右されることはよく知られているように、
腸は脳の働きを支えるベースのようなものです。

この腸の状態をよくするため、
腹式呼吸をしたり、良質な植物性発酵食品を努めて摂るようにしています。
自分は毎日生味噌を野菜につけて食べたり、
そのままスプーンで摂っています。

脳と腸は連携しています。
ですから何かを学ぶ時はその連携がよくなるよう、
姿勢を正すことも大切です。


7.意識を高める

「歳とともに記憶力が衰える」というのは、
ある一面的な見方をした都市伝説だと捉えています。
年齢とともに脳で記憶している量が多くなり、
その分新しいものが入りにくくなるということは事実です。
けれど最近の脳科学では、
死滅した脳細胞も再生できるということが発見され、
また人間は脳が本来持っている能力の数%しか使っていないと言われるほど、
脳は未知なる大きな可能性を秘めています。
<脳の自己再生力を高める細胞が新たに発見される ニューズウィーク日本版>

ですから、いくつになっても、過去どうであっても、
決して自分の持つ脳力を過小評価しないことです。

学び、進歩したことに喜びを感じ、
その喜びとともに前に向かって進んでいけば、
きっとこれまで経験したことのない高みに辿り着けるものと信じています。


今日ここに書いたことを再度己の心に刻み込み、
未知なる高みを目指します。

2018.9.19 Wednesday  
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