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2017年12月10日 ・・・ 盲導犬チョコレート 2017
日本には視覚に障害を持つ方が約32万人おられ、
そのうち五千人ほどの方が盲導犬を希望されていますが、
盲導犬の数は千頭ちょっとで、
全員の方の元に盲導犬が行き渡っていないのが現状です。
選ばれた犬を盲導犬として活動できるよう訓練するには
多大な費用と労力が必要です。
また晴れて盲導犬となった後もパートナーとなる方との相性があり、
それを見極め、馴染んでもらう必要があり、
その道は限りなく険しいのです。
盲導犬となるのはラブラドール・レトリバーやゴールデン・レトリバー
といった気性のおとなしい犬種で、
訓練できるのは生後一年経ってから、
それまではパピーウォーカーと呼ばれるボランテイアの方の元で
幼少期を過ごします。
そして一年間の厳しい訓練を終え、
盲導犬として活動できるのは約十年間、
その間はパートナーとなる人をガイドするために懸命に尽くし、
たとえしっぽを踏まれても鳴き声を上げることすらありません。
盲導犬を引退した後は、
天寿を全うするまで老犬施設で過ごすことになります。
この動画は、盲導犬を引退した後、
幼少期を過ごしたパピーウォーカーの元へと帰っていった
元盲導犬の姿を映したものです。
感動で心が震えます。
わこ盲導犬贈呈プロジェクトでは、
一人でも多くの盲導犬を必要とする方に盲導犬が行き渡るよう、
チョコレートを販売した収益金等を積み立て、
これまで28頭の盲導犬を贈呈してきました。
＜井上わこのホームページ＞
昨年は一年間活動を休止しましたが、
今年は新しい盲導犬チョコレートを用意し、
29頭目贈呈を目指し活動をしています。
チョコレートは、一粒でふたつの味が楽しめるミルクポット型のもの、
それが一箱に40個入っていて、味わいは極めて上質です。
チョコレートはメーカーである寿製菓直送で、
20箱ワンケース単位（22，000円 税・送料込み）での注文となっています。
会社や身近な方たちとのグループでのプレゼントやお使い物として
ご利用いただければ幸いです。
注文はインターネットからできるようになっています。
＜盲導犬チョコレート販売ページ＞
何卒よろしくお願いいたします。
昨年10月16日、28頭目の盲導犬贈呈式の模様です。
右の方が28頭目の盲導犬を受け取られた村岡真知子様です。
2017.12.10 Sunday
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