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2015年1月14日 ・・・ 明るく受け取る

六度目の南インド訪問が目前に迫ってきました。
広島でゆっくりと準備ができるのは今日と明日の二日間、
明後日金曜日は早朝の異業種交流会 積極人間の集いに参加し、
それが終わった足で奈良の天理に行き、前泊し、
17日の飛行機で関空からインドに向かいます。

昨日はその忙しい最中、
ママチャリを駆って可部の山﨑歯科医院まで歯の治療に行きました。
差し歯である左前歯が取れ、このままでは人と会うこともままなりません。
前歯が欠け、鼻の下にマジックでチョビヒゲでも描けば、
そのまま喜劇役者です。 (>_<)

可部というのは広島市内中心部から20キロほど北に行った町ですが、
いつもそこへはJRは使わず、
極力自転車で行くようにしています。

昔から歩いたり走ったり自転車に乗ることが大好きです。
体をしっかり使うのは健康の元ですから。 (^o^)v


物事の価値はそれをどう受け止めるのが、それがすべてです。
価値は自分の外側のものの中に絶対的に存在するのではなく、
自分の心の内、あるいは自分とそのものとの関係性の中にのみ存在します。

前項で書いたように、昨日は、
「この忙しいのになんで歯医者なんかに ・・・ 」
といった不満などはまったく持たず、
自転車で風を切る楽しさ、周りの景色の移り変わり、
それらを満喫し、ただ喜びの気持ちだけで自転車のペダルを漕ぎました。

昨日は真冬ではありますが心地よい日差しで、
午前11時前に山﨑歯科に着いた時には、
厚手のジャンパーの下のシャツは少し汗ばんでいました。

暖房の効いた治療室の椅子に座り、
取れてしまった前歯をしっかりと固定していただき一安心です。

そして他にもあれこれ診ていただくと、
二ヶ所ほど虫歯になりかけている歯があるとのことで、
それもバッチリ治療していただきました。

そして更には、ここが山﨑歯科のすごいところですが、
左右の脚、膝関節の開き具合が理想的ではないとのことで、
歩く時に膝が外側にぶれず、より歩きやすくなるよう、
奥歯の噛み合わせを微妙に調整してもらいました。 (o^∇^o)ノ

こんなことはたぶん実際に体験しないと理解できないとは思いますが、
診察台に寝たまま左右の膝を胸元に引き寄せてみたり、
また少し部屋の中を歩いてみたりすると、
噛み合わせの調整前と後とでは、明かな変化が現れるのです。

自分と同い年の女性は、この噛み合わせの調整で、
長年の悩みだったO脚が完全に治りました。
歯の噛み合わせは全身の骨格や臓器の働きを調整する、
健康を維持する最も根幹のひとつです。


昨日は前歯が取れたことをキッカケに、
さらに健康に磨きをかける治療をしていただき、
本当にラッキーでした。
これでより一層楽しい気持ちでインドに向かえます♪♪

山﨑歯科に全国からは噛み合わせの治療を受けに患者さんが来られますが、
最短は一泊二日のコースです。
一日目に歯の型を取り、翌日それに基づいた噛み合わせの調整を行います。

正しい噛み合わせに調整してもらうことは一生の宝です。
もし可能であるならば、是非一度受診されることをお勧めいたします。
  <山﨑歯科医院ホームページ>


その山﨑歯科に向かって自転車を漕いでいた午前10時頃、
積極人間の集いの世話役をされている時永さんから電話がありました。
「サカイさん、今日はお忙しいでしょうけど、予定はどうなっておられますか ・・・ ?」

お家でパソコンを使って大きな会合の案内ハガキを作っておられたそうですが、
それがどうも上手くいかず、
パソコンの使い方のアドバイスを受けたいとのことでした。

時永さんのお宅は昨年大きな土砂災害のあった八木という町です。
八木は自分の家から見て可部の少し手前で、
時永さんのお家のすぐそばの道路を通って可部に向かいます。

ちょうどタイミング的にピッタリでした。
可部で歯の治療を受け、
帰り際に時永さんのお宅に寄らせてもらう約束をし、
正午頃お宅にお伺いしました。

パソコンのアドバイスを二三十分させていただいて無事問題が解決すると、
「サカイさん、いつも行くあのお好み焼き屋さんに行きましょうか♪」
と声をかけてくださいました。

いつも行くお好み焼き屋さんとは『お好み焼き薫風』のこと、
ちょうど自分もそこに行くつもりをしていたので、またまたグットタイミングでした。


広島ではお好み焼きのことを略して “お好み” と言います。
  (たぶん関西でも同様だと思いますが、記憶が錯綜しています)
広島人にとってお好みは、とても親しみのあるファーストフードです。

普通の広島風のお好みはとても油っぽく、
店は油を含んだ煙にあふれ、着ている服に油の匂いが染みついたりするのですが、
薫風は、朝最初に鉄板に油を引くと、後は油を一切使わず、
店の空気はとても爽やか、お好みは旨味はしっかりあるものの油っぽくなく、
胃にもたれず、毎日でも食べたくなるような、そんな味わいです。
  <お好み焼き 薫風>

美味しく焼けたお好みに最後の仕上げてソースを塗る店主の谷口示芳さん、
ちょっとピントが後ろにずれました。 すみません。

お好み薫風 谷口示芳さん

谷口さんは、とっても明るい美人さんですよ。 (*^・^*)



ネギを増量してもらったお好み、うどんとそばのミックスです。
広島では通は箸を使わず、鉄板のままヘラだけでいただくのです。


ちょうど行きたいと思っていた薫風に、時永さんと一緒にいくことができ幸いでした。
それと昨日は盲導犬チョコレートをひとつでも多く売りたいと思い、
自転車の前かごに七個積んで行ったのですが、
四個は昨年に引き続き山﨑歯科に置かせていただき、
一個は時永さんに買っていただき、
残り二個は、やはり昨年に引き続き薫風に置かせていただき、
すべてはくことができました。 ヽ(^o^)ノ

山﨑歯科でも薫風でも、
チョコレートを売っていただいても先方には一円の利益もありません。
けれどみなさん熱心にすすめてくださり、ただただ有り難いばかりです。
善意のネットワーク、これに勝る宝はありません!!


薫風で肉玉そばうどんミックスネギ増量を食べ、
  (時永さんのお宅ではおぜんざいもよばれました♪)
心も体もホットに満たされました。

その満たされた思いで、
市内中心部に向かってペダルを漕ぎ続けました。
その途中、祇園大橋を渡ると横川という町に入ります。
その横川を走っていると、またまたタイミングのいいことに
横川で料理屋をしている知り合いから電話がありました。

「今近くにいるからすぐ行きますよ♪」
ものの5分ほどのその店に行き、
久し振りにその友人との会話を楽しみました。


ものごとの価値は、すべてのその受け止め方で決まります。
どんなことでも、それ自体に善悪はありません。

明るく受け止めれば明るいものとなり、
暗く受け止めれば暗いものとなり、
その主体はあくまでも自分自身です。

そして明るい気持ちは明るい現実を引き寄せる。
昨日はそのことを示すため、
いろんな偶然のタイミングが目の前に現れたのだと思います。
これは気持ちを後押しするためのひとつの “サイン(印)” ですね。

泣いても一日、笑っても一日、
明るく楽しい一日一日を、自らの明るい受け止め方で創っていきましょう。

楽しいことがあるから楽しくなるのではなく、
楽しく感じる心が楽しい現実を引き寄せます。

2015.1.14 Wednesday  
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