ヨガナンダ 心の時代のパイオニア
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ヨガナンダ



2013年4月3日 ・・・ 凜とした生き方

昨日は雨の中、広島市北部にある
歯の噛み合わせ治療をする山ア歯科医院に行ってきました。

これは行く途中に前を走っていたタクシーです。
『腕よりもでハンドル持つ方募集』
しゃれたコピーですね。 ^^☆



昨日は友人のMさんの車に乗せていただきました。
Mさんは広島市内にお住まいで、
数年前にヨガナンダを読んでメールをくださり、
それ以来一緒にトイレ掃除をしたり食事をしたり懇意にしていただいています。

Mさんは神物質を飲んだらすぐに丹田に気が漲るのを感じ、
美波動ペンダントを首にかけると、
体の芯にスキッと気が通り、体が軽やかになるのが分かったと言ってくださいます。
それは自分が感じたものとまったく同じであり、
感性がピッタリと合うのかもしれません。


今回山ア歯科には治療ではなく、ものを運ぶために行ったのですが、
お昼前に医院に着くと、
偶然ヨガナンダを見てここに治療を受けに来たという方がおられました。
そしてなんとその方は自分の本籍地兵庫県西宮市から来られた方だったのです。
  <噛み合わせの驚異>

これまでも何度か書いたことがあるかもしれませんが、
ホームページを通して知り合う方は、
偶然とは言えない確率の高さで、
自分の本籍地や住んだことのある都市の方が多いのです。

西宮の方、たしか四人目でしょうか ・・・ 。
西宮は本籍地ではありますが住んだことはありません。
母が生まれ育ったところで、高校生の頃まで祖父母や叔母夫婦が暮らしていて、
とても愛着のあるところなのです。

西宮から来られたHさんという女性は、
前日から泊まりがけで広島に来られていて、
治療が終わったら夜11時過ぎの深夜バスで帰られるとのことです。
これまで歯のことではとても深く悩んでおられ、
もう四十軒ほどの歯医者を回られたそうです。

もっと早く山ア歯科と出合っていればよかったのでしょうが、
人生すべては学び、それらもきっと生きる上での糧となるのでしょう。
治療後のHさんは、とても喋り方も軽やかになられました。

昨日はHさん以外にも鹿児島から来られたという方もおられました。
山ア歯科は特別な治療を施されるので、県外受診者がとても多いのです。


そうそう、それと山ア歯科では、
診療報酬の請求 ・・・ だったかな、
そんな医療事務を委託でしておられる女性と出会いました。

彼女とは十年ほど前に山ア歯科のスタッフの方たちと食事会をした時に一緒になり、
ホームページに『謎の美女』という形で紹介したとのことなんですが、
う〜ん、覚えていないんですよね。 (;^_^A

もうこの歳になったら男性にも声をかけてもらえないし、
会ったことすら覚えてもらえないとさかんにぼやいておられましたが、
そんなことはないですよ、とっても生き生きと輝いておられますよ!

彼女はこのホームページもたまに見てくださっているそうなので、
また掲示板にでも書き込みをしてください。
今度一緒に飲みましょうね♪


それとこれもまた偶然(必然?)なのですが、
昨日の朝、久し振りに愛媛県新居浜市のHAさんからメールをいただきました。
  (イニシャルが同じHなのでHAさんといたします)
HAさんは数年前からヨガナンダを読んでくださっていて、
2月に松山に行った時に初めてお会いし、
エンサウンドのスピーカー教室に一緒に参加した方です。

メールによると、HAさんは今電車の中で、これから瀬戸大橋経由で本州に渡り、
福岡の村津歯科クリニックまで噛み合わせ治療を受けに行かれるとのことです。

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村津歯科は船井幸雄も何度も本で紹介している有名なところです。
噛み合わせ治療に兵庫、鹿児島から広島に来る人もいれば、
四国の愛媛から福岡に行く人もいて、みなさんいろいろですね。

そして面白いのは、
山ア歯科の穐田先生も村津先生も同じような噛み合わせ治療を行っていて、
偶然お二人の息子さんは同じ大学歯学部の同期生なのです。

これをご縁に素晴らしい歯の噛み合わせ治療が全国に普及すればいいですね。
そのことを切に願います。


西宮のHさんはわざわざ泊まりがけで広島まで来られたので、
深夜バスが出る直前まで一緒にお付き合いさせていただきました。

ヨガナンダも三年前にインドに行く直前の頃から読んでくださっているそうで、
何度もメールを書きたいと思いながら遠慮しておられたとのことでした。
別段遠慮をしていただくことなどないのですが、
その分たっぷりHさんとお話しさせていただきました。
こうした偶然の出会いで交わす会話はこちらにとってもとても学びになります。


先日の「箸置きダイエット」のページに書いた大人気で
ご主人がとてもしゃんとしておられる料理屋にHさんと一緒に行きました。
「呼子港ひうら屋」、こちらがそのご主人です。
いいお顔をしておられますでしょ。 (^o^)v



料理はすごく美味しいし、
ご主人がとてもしなやかでかつ気骨のある方なので、
お店の雰囲気がとてもいいのです。

このご主人のように凜とした方は今の若い人にはほとんどいません。
この年代の古き良き日本人だけのものになってしまいました。

けれどインドには、小学生ぐらいの子どもでも
凜とした雰囲気を漂わせている子どもがいるのです。

三年前、インド最南端の土地で出会ったこの子のことが忘れられません。
それぐらい自分にとっては衝撃的でした。



ホームの近くの貧しい村、質素な煉瓦造りの家にいた、
たぶん小学生の年代の女の子です。
普段外国人がその村を歩くことなどほとんどないはずです。
突然まったく顔の違う外国人に声をかけられ、
驚くことも物怖じすることもなく、自然な態度でカメラに収まり、
撮った後はかすかに微笑み、そして両手を合わせて礼をしてくれたこの女の子、
この所作こそが世界中すべての人たちが最も大切にしなければならない
民族の文化であり、民族の力です。

文化は根底にあるもの、
その根底の上に文明やそこに暮らす人々の幸せがあるはずです。
しかし残念ながら今の日本にはまったくそれがありません。

根底なき上に発達した日本の経済や文明は砂上の楼閣に過ぎません。
根っこの弱い植物は風雪に耐えることができず、倒れるしかありません。
下半身、肚(はら)の力が弱く、背骨を直立させることができない、
いわゆる立腰(りつよう)のできない民族に、
国民の幸せを創造する力などないのです。


今もこの子のことを思うと胸が熱くなります。
今度インドを訪ねた際は、是非彼女の暮らす村を再訪したいと考えています。

ずいぶん以前に涙をテーマにしたテレビ番組を見たことがあります。
涙には三種類あり、ひとつはタマネギをむいた時に流れる生理的涙、
もうひとつは悲しかったり嬉しかったりする時に流す感情の涙です。

そして三つ目が、大平原を目の当たりにしたり、
険しい高峰から下界を眺めたりして偉大な自然と接した時に自然と流れる
深いレベルの感動の涙です。

彼女を思って胸に湧き上がってくる感情は、
この三番目の感動の涙に近いものです。

三年前、彼女と接したあの瞬間、
人間にとって最も大切なものは何かということを、
言葉ではない次元で伝えてもらいました。


本当に大切なものは言葉では伝えられないもの、
そしてとっても身近なところにあるのです。

2013.4.3 Wednesday  
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