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2013年1月3日 ・・・ 新年に思う<2>

年の変わり目は誰にとっても大きな節目で、
子どもの頃はお正月というのは一大イベントで、
毎日心わくわくしながら過ごしたものです。
ところが大人になるにつれその興奮は徐々に薄れ、
日常のひとつの延長といった感が強くなります。

けれど様々な関わりの中に生きている大人は、
年末年始をひとつの区切りととらえ、
年末には年内にやり残したことを片付けるべく努力をし、
年始にはその年の大きな願いを成就したいと心に誓います。

その心の中での “区切りを付ける気持ち” が縁を引き寄せるのでしょうか、
この時期は、これからの課題となることが大きく目の前に現れることが
多いように感じます。


そして今現在、自分の課題となるべきものがいくつか与えられています。
それらすべてが容易にクリアーできるものではないのですが、
そのことにほんの少しの重圧を感じるとともに、
それを克服していこうとい熱い闘志に燃えています。

人との関わりの中にある課題は具体的に述べることはできませんが、
与えられた課題は、いくつかのパターンに分類できることに気がつきました。

ひとつは、自分の天命そのもののともいえる課題です。
素晴らしい人たちとの縁を結び、その人たちの持っている能力を活かし、
そこから得た知恵を伝達するのが己の使命、天命であり、
いよいよその力を全力で発揮しなければならない時がやって来ました。

もうひとつは、その天命を全うするための地力をつけるため、
自分の人生をよりよき方向へとプロデュースする課題です。
いつかは克服しなければならない課題が目の前に現れています。

そして最後のひとつが、カルマ(業、因縁)の解消です。
カルマの根となるものは自分の心の中にあり、
それがきちんと解消されない限り、
そのカルマから生じる縁は、形を変え、
自分の人生の中で何度も繰り返し起こってきます。

カルマというと聞こえは悪いですが、
その人の弱点補強のため、
そのための練習問題、あるいは追試を何度も行ってくれていると考えれば、
こんなに有り難いことはないのです。

最近自分の目の前に現れたひとつの現象は、
過去何度も同じパターンで失敗を繰り返し、
つい二三年前、致し方ないところまで行って、そして行き詰まり、
最終的に最善ではない形で結末を迎えたことときわめて近似しているのです。


課題と向き合った時、それをいかに解消すべきかに頭を悩ませます。
そして最終的に出る結論はいつも同じです。

それは問題の起こった原因、課題を克服すべき解決策は、
すべて己の心の内に求めなければならないということ。

そしてそれを自覚して前に進んでいくためには、
形となる具体的行動を起こしていかなければならないということです。


年末年始という年の節目、地元広島を離れた松山にいて、
非日常を過ごしながら己の課題について考え、
広島に戻ってからの日常へ向けての推進力と英気を養っています。

非日常と日常、ハレとケ、ふたつひとつで陰陽です。


元旦から三日までのスナップをご紹介します。

元旦の夜は松山ユース恒例の新年パーティーです。
たくさんのご馳走がテーブルに並びます。



愛里ちゃんと泰成くん、
パーティーの間中、愛里ちゃんがひざの上に座ってくれました。



パーティーの後、ユースの談話室で、
十年来会いたいと思っていたエンサウンドの菅順一さんと
偶然にお会いすることができました。



菅さんは以前踊るうどん永木という店を経営されていて、
その頃から菅さんの書かれる文章はとてもユニークなので、
ずっと注目してホームページを読んでいたのです。

その後新しい概念のスピーカーを開発し、
それを販売するために会社を興してその道に進まれたと知り、
そのスピーカーの音も松山ユースで耳にして、
是非一度会って話をしてみたいと願い続けていたのです。

初めて会った菅さんは、頭の中でイメージしていたとおりの人でした。
若々しく、感性豊かで逞しく、
笑顔が素敵なとても人間的魅力にあふれた人です。

菅さんの奇想天外で柔軟性に富んだスピーカー理論は、
懇意にさせてもらっているローゼンクランツの貝崎さんのものとは対極的ですが、
その音と彼の人柄は、また独自のオーラのようなものを放っています。

その場でいろんな音や音楽を聞かせてもらいました。
彼は優れたスピーカー開発者であると同時に、
魅力的にパフォーマーでもあるのです。



皮で筒状に作られたステレオスピーカーは、
バッテリーアンプで駆動し、こんなふうにiPadと相性がピッタリです。

菅さんの抱えているバッグからも素敵な音が出ます。



しなやかな感性を持った菅さんが、しなやかな音を奏でるスピーカーを作り、
その奇想天外さで人を喜ばせ、驚かせると同時に、
彼の魅力的な生き様をも人に伝えようとしているかのようです。

長年会いたかった菅さんとこの場この時に出会い、
先の「音の魔術<2>」に書いたように、
やはり今の自分には、
より音の深い世界を追求することが求められているのを再認識しました。


翌二日、ユース二階の「もみの木元氣浴」の部屋に
ローズ・バイブレーションを設置しました。



この効果は設置して数時間、
さらに一日経ってよりハッキリと感じられるようになりました。
空気の透明感が増し、重苦しい重圧感がなくなり、
以前よりも室温が下がったように感じられるほどです。



このことは、また別のページで詳細を書きたいと思います。

午後からは、スーハゆうじんさん、愛里ちゃん、泰成くんの四人で
松山城へ行きました。



リフトに乗り、無理な体勢で後ろを向いて写真を撮りました。



子どもたちの嬉しそうな顔を見ていると、こちらにも大きな幸せをもらえます。

お正月らしい一時を過ごせ、本当に有り難い限りです。

2013.1.3 Thurseday  
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