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2012年11月15日 ・・・ 日本語

11月も半ばになり、一気に寒さが増してきました。
我家も一昨日から電気ストーブを出し、部屋をぬくぬくにしています。
日本は寒気団に突入ですが、
遠くカンボジアは酷暑の真っただ中だそうです。

カンボジアの首都プノンペンにあるひろしまハウスは、
カンボジア人のサカダーさんという好青年が管理人を勤めてくれています。
彼はプノンペン大学の日本語学科出身で、
かなり流ちょうな日本語を話します。
  <ひろしまカンボジア市民交流会>

カンボジア人は基本的に頭がいいのでしょうか、
サカダーさんがひろしまハウスで子どもたちに
英語や日本語をレクチャーしているのを横で聞いていて、
彼の指導、子どもの心のつかみ方の上手さに本当に感心してしまいました。

知恵があるというのか柔軟性があるというのか、
きちんとした指導書に基づいて教えているわけでもないのに、
その場その場に応じて最適な教え方を工夫しています。
そして何より彼の話す言葉にはとても力があります。

それらはまさに今の日本人に最も欠けている点です。
何事もすべてマニュアルに則ってやろうとし、
実践や自ら工夫をするという姿勢があまりみられません。

経済的に豊かで便利な世の中というのは、
人間を堕落させる負の側面を持っています。
インドでもカンボジアでも、貧しいところに行けば行くほど、
真の豊かさとは何なのかということに深く気づかされます。



そのサカダーさんが、
カンボジアからブログやツイッターを日本語で更新してくれていて、
それを見るとひろしまハウスの様子がよく分かります。
  <ひろしま・カンボジア市民交流会 ブログ>

しかし日本語というのは本当に難しいですね。
たぶん世界で一番難しい言語ではないかと思います。
それだけ奥行きの深い世界があるということですが、
日本語を学ぶ外国人の方たちは本当に大変だと思います。

日本語は語彙数が多く、最も基本的な単語を1000語覚えても、
それだけでは日常会話の60%ほどしか理解できないのだそうです。
また、てにをは等助詞の使い方も難解で、
これを外国人の方に教えようと思ったら相当な苦労です。

さすがの優秀なサカダーさんも、
まだ日本語が完璧というところまではいきません。
一所懸命ブログに日本語を綴ってくれてはいるものの、
ほんの少しおかしなところが目に付きます。

ですから彼がブログをアップした時は、
彼の書いた日本語とそれを修正したものを、
メールに書いて送るようにしています。

以下は昨日サカダーさんに送ったメールの一部です。
これを見てあなたならどう修正するでしょうか。
この機会に日本語について今一度考えてみてください。

  ※ もっと上手な日本語の指導の仕方があると言われる方はメールをください。
    サカダーさんをご紹介するかメールを転送いたします。


日本で英語を教えているAlan先生は
広島ハウスの大人の日本語のクラスにボランティアとして
英語を教えてくださいました。

  日本で英語を教えているAlan先生は、
  広島ハウスの大人の日本語のクラスでボランティアとして
  英語を教えてくださいました。

  日本で英語を教えているAlan先生は、
  広島ハウスの大人の日本語のクラスに来て、ボランティアとして
  英語を教えてくださいました。



ホンセン図書館でJICAボランティアの松沢典子様のおかけで、
JICAのシニアボランティアのスタッフの友達から、
たくさんな文房具を寄付したくださいました。

  JICAボランティアの松沢典子様のおかけで、ホンセン図書館に、
  JICAのシニアボランティアのスタッフの友達から、
  たくさんの文房具を寄付していただきました。



コンピュータプログラムの学んでいる子どもたちが
コンピュータのHard driveについて、勉強しました。

  コンピュータプログラムの学んでいる子どもたちが、
  コンピュータのHard driveについて勉強しました。

     Hard drive ・・・ Hard disk? Hardware?



愛センタの日本語を学んでいる子どもたちに漢字を教えてあげました。

  愛センターで日本語を学んでいる子どもたちに漢字を教えました。


カンボジアの子どもたちが自分の国の歴史と文化がよくわかるために、
ヴィサッルくんとヴィート君がアンクルワットの歴史について教えてくれました。
みんな面白くて、楽しみに勉強しました。

  カンボジアの子どもたちに自分の国の歴史と文化を
  よくわかってもらうために、
  ヴィサッルくんとヴィート君がアンコールワットの歴史について
  教えてくれました。
  みんな面白くて、楽しく勉強しました。



広島ハウスの日本語クラスの学生と愛センタで図書館の活動をしました。

  広島ハウスの日本語クラスの学生と愛センターで図書館の活動をしました。


愛センタで行く前に、子どもたちと活動について、ご相談しました。

  愛センターに行く前に、子どもたちと活動について相談しました。


愛センタで、1番目の活動は日本語を学んでいる子どもたちに
漢字を教えてあげました。
それはケムラ君が教えてくれました。

  愛センターでの1番目の活動は、日本語を学んでいる子どもたちに
  漢字を教えてあげることです。
  ケムラ君がそれをしてくれました。

  愛センターでの1番重要(じゅうよう)な活動は、
  日本語を学んでいる子どもたちに漢字を教えてあげることです。
  ケムラ君がその指導(しどう)をしてくれました。



1時間勉強しましたから、リラックスするために、ヴィセット君とヴォット君
はみんなにプノンペン歴史の物語を読んであげました。

  1時間勉強したので、リラックスするために、ヴィセット君とヴォット君
  がみんなにプノンペンの歴史の物語を読んであげました。



それから、正しい答えられる子どもたちはピッチちゃんから、1本の鉛筆を
もらえられようになりました

  それから、正しい答えられる子どもたちはピッチちゃんから、
  1本の鉛筆をもらいました



財後には、愛センタの図書館プログラムが支えるため、
私たちが図書館のルールや意味の説明のペーパを2枚書いてあげました。

  最後には、愛センターの図書館プログラムを支えるため、
  私たちが、図書館のルールや意味の説明をペーパ2枚に書いてあげました。

  最後には、愛センターの図書館プログラムを支えるため、
  私たちが、図書館のルールや意味の説明を2枚の紙に書きました。



コンピュータのMicrosoft officeを勉強してから、
今回はコンピュータのHard driveとコンピュータを組み立てる時間になりました。

  コンピュータのMicrosoft officeを勉強してから、
  今回はコンピュータのハード(ハードディスク?)と
  コンピュータを組み立てる時間にしました。



長い時間ぐらいコンピュータプログラムを勉強してから、
今子どもたちがみんなWord, Excel l, Power pointなどが大体使うことができました。
それから、みんな自分でコンピュータを組み立てることまでできました。

  長い時間コンピュータプログラム(コンピュータプログラミング)を
  勉強したので、
  子どもたちはみんなWord, Excell, Power pointなどが大体使うことが
  できるようになりました。
  そして、みんな自分でコンピュータを組み立てることも
  できるようになりました。



日本からいらっしゃったの英語先生のAlan様はボランティアとして、
子どもたちと日本語クラスの大人たちに英語を推してくださいました。

  日本からいらっしゃったの英語の先生のAlan様は、ボランティアとして、
  子どもたちと日本語クラスの大人たちに英語を教えてくださいました。

  日本からいらっしゃったの英語教師のAlan先生は、ボランティアとして、
  子どもたちと日本語クラスの大人たちに英語を教えてくださいました。



旅行にいらっしゃってくれたのに、Alanせんせいが自分の大切時間をかかって、
カンボジアの子どもたちと学生たちに英語を教えてくださいました。

  旅行でいらしてくださったのに、Alan先生は自分の大切時間をつかって、
  カンボジアの子どもたちと学生たちに英語を教えてくださいました。



昨日の午前7時8分が新月でした。
新月は体の浄化能力が最も高まる日、
新月の日は極力飲食を控え、その浄化能力を高めるのが理想です。

と言うことで、朝昼はほとんど果物程度しか食べなかったのですが、
夜は倫理法人会というグループの懇親会があり、
その会にお付き合いで参加させていただき、しっかり美食してしまいました。

会ではまずはじめにボーリング大会があり、
数年ぶりにレーンに立たせてもらいました。

周りには初対面の善男善女の方たちがたくさんおられたのですが、
それで緊張することはありません。
けれどボーリングのような遊びは、仕事以上にその人の人間性がもろに出るので、
その面ですごく気疲れしてしまいました。

スコアーは2ゲームやって158と135、
久し振りにしてはまあまあの成績で、
参加者は年配の方が多かったこともあり、
12人中第2位で、賞品として白ワインをいただきました。

シューズのせいか床のせいかは分かりませんが、
とにかく足下が滑りやすく、大きなフォームで投げることができません。
こじんまりとしたフォームで滑らないように気を遣い、
ボールを真っ直ぐ狙ったところに走らせることだけに注心しました。

最近は呼吸法の成果で丹田に気が充実しているので、
1ゲーム目は比較的思ったところにボールを投げることができました。
ところが2ゲーム目になるとボールの穴に入れている右手中指が痛くなり、
投げている時にそれを無意識にかばおうとするため、
ボールが右方向へとずれていってしまいました。

右に自然とずれていくのなら、
意識して少し左方向を狙えばすむことです。
けれどそうは上手くいかないのが理論と実践の差です。

一緒のレーンで投げていた女性の方も、
いつも第一投目は大きく左の方向に外し、
二投目で真ん中にいってたくさんピンを倒すというパターンを
何度も繰り返しておられました。

人間は誰しも癖や偏見があり、
まずはそれを知ること、そしてそれを知った上で是正していくことが大切です。
けれど是正しようとしても是正できないものもあるのですね。
そのことをボーリングで悪戦苦闘することで知りました。
たかがボーリング、たかが遊びといって馬鹿にできません。

そうなってくると、やはり大切なのは心の中の癖や偏見である
わだかまりを手放すことです。
その点でセドナメソッドは素晴らしいです。
部屋の掃除と同様、心の掃除も定期的に行わなければなりません。


ボーリングの後はホテルの懇親会場に移動し、
そこでとても美味しいご馳走とともに、ビールと赤ワインをたらふくいただきました。
初めて飲んだ「キリン一番搾りとれたてホップ」は、
新鮮なホップの香りでとても美味でした。



丹田に気が充実している時期はいつもなのですが、
お酒を飲めば飲むほど背骨がビシッと立って姿勢がよくなります。
なぜだか理由は分かりません。不思議です。

昨日もかなりお酒を飲んだにも関わらず、
椅子の背もたれに一度も背中を預けることなく、
意識も常に明瞭でした。

服装も普段よりフォーマルなもので気を張っていたので、
かなりお酒を飲んでも酔っ払うことはありません。
お酒の酔いは意識の持ち方ひとつだと感じます。

たくさんの倫理法人会の方たちと名刺交換をさせていただき、
そのお陰で、来月12月、今年最後の広島の会で、
インドの話をさせていただくことになりました。

人のご縁はありがたいですね。
そしてお酒も美味しくかつありがたいです。 (^^ゞ

2012.11.15 Thurseday  
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